体操教室の種類
「健康な精神は健康な肉体に宿る」とも言われているように、子供を心身ともに健やかに育てていくためには、適度な体操などを取り入れた生活が必要です。
自宅でも体操ができないことはありませんが、正しい身体の使い方を学ぶには体操教室に通わせるのが一番です。
体操教室に通えば同じ年頃の子供たちと交流することもできますし、毎回のクラスに行くのが楽しみになってくるはずです。
体操教室にはいくつかの種類がありますので、子供の希望などに合わせて選ぶようにしたいものです。
子供向けの体操教室には「新体操」「体育教室」「器械体操」などの種類があります。
新体操というのはボールやリボンなどといった器具を使用するスポーツで、柔軟性やリズム感などを学ぶことができます。
ただし、費用がけっこうかかることは頭に入れておかなくてはいけません。
体育教室ではストレッチや跳び箱など、学校の体育の時間にやっているようなエクササイズを行います。
小さいうちから参加できるのが体育教室の特徴で、ゲーム遊び的な要素も含まれています。
もう一つの機械体操というのは平均台などを使った本格的なスポーツで、体を丈夫にする、瞬発力を身につけるといった効果を期待することができます。
体操教室のメリット・デメリット
体操教室に通うメリットは、身体面はもちろんのこと精神面での成長が促されることにあります。
体が体操を通じて柔軟になることによって怪我を予防し、免疫力も向上しますし、姿勢が良くなるので集中力もUPします。
また、体を動かすことによってストレスも解消され、コミュニケーション能力が高まると同時に自己肯定感を得ることができるようになります。
このようにメリットがたくさんある体操教室にも、デメリットがないわけではありません。
まず、教室に通うためには通う時間や待ち時間がかかるため、子供の遊び時間が減ってしまいます。
「お友達と遊ぶほうが楽しい」「教室に行くのがいやだ」と子供がぐずるようであれば、近くの体操教室に変えるなどの対策が必要でしょう。
子供を体操教室に通わせてみて、「楽しいからまた行きたい」と思っている様子であればそのまま続けるのがおすすめです。
もうひとつ、あまりハードな体操をすると身長が伸びにくくなるといったようなデメリットが出てくることも見逃してはいけません。
体操教室の選び方
体操教室はあくまでも子供が楽しむための場と考えて、負担のかからないところを選ぶことが大切です。
運動内容がハードすぎると逆にストレスになってしまいますので、子供の年齢や生育状況に合わせて教室を選ばなければなりません。
体操教室に通い始める年齢としては、3歳から4歳が大まかな目安です。
費用は週1回で5,000〜8,000円、週2回なら10,000円前後です。