子どもの習い事といえば、水泳やピアノ、英会話などが定番。しかし最近では「キッズヨガ」も注目を集めている。ヨガと聞くと、大人のリラックスや健康維持のためのものというイメージがあるかもしれないが、実は子どもにも多くのメリットがある。
我が家でも、娘がキッズヨガを習い始めてから、体の柔軟性が高まり、集中力もアップしたように感じる。今回は、キッズヨガの魅力やメリット・デメリット、選び方について詳しく紹介していこう。
キッズヨガとは?
キッズヨガは、子どもの成長や発達に合わせたヨガプログラムのこと。通常のヨガとは異なり、動物や自然のポーズを取り入れ、ゲーム感覚で楽しめるように工夫されているのが特徴だ。
例えば、「ライオンのポーズ」では大きな声を出しながら深呼吸をし、「木のポーズ」ではバランスを取りながら集中力を養う。我が家の娘も、最初は「動物ごっこみたい!」と楽しんでいたが、続けるうちに「ヨガの時間が落ち着く」と言うようになった。
キッズヨガは、スタジオレッスンだけでなく、オンラインレッスンやYouTubeの動画を見ながら自宅で気軽に取り組むこともできるため、忙しい家庭でも取り入れやすい。
キッズヨガのメリット
キッズヨガには、身体的な効果だけでなく、心の成長にも良い影響を与える。主なメリットを見てみよう。
1. 体を動かす習慣がつく
近年、子どもの運動不足が問題視されている。特に、学校の授業以外で体を動かす機会が減っているため、ヨガは手軽に取り組める運動習慣のひとつとして役立つ。
例えば、我が家では娘がヨガを始めてから、朝のストレッチを習慣にするようになった。ヨガの動きが楽しいらしく、「今日はこんなポーズができるようになったよ!」と報告してくれるのが嬉しい。
2. 柔軟性やバランス感覚が向上
ヨガのポーズには、体を伸ばしたりバランスを取ったりする動きが多く含まれている。これにより、関節の可動域が広がり、柔軟性が向上する。
バランス感覚も鍛えられるため、転びにくくなったり、スポーツをするときの動きがスムーズになったりする。娘も、以前より姿勢がよくなり、歩く姿がシャキッとしてきた。
3. 集中力や自己コントロール力が高まる
ヨガでは「呼吸」に意識を向ける時間がある。この呼吸のコントロールが、集中力や自己コントロール力を高めるのに役立つと言われている。
例えば、学校のテストや習い事の発表会など、緊張する場面で深呼吸をすることで落ち着きを取り戻すことができる。娘も「ドキドキしたら深呼吸するといいんだよね」と、ヨガの呼吸法を日常生活で活用しているようだ。
4. ストレスの発散になる
ストレスは大人だけでなく、子どもにも関係がある。学校生活や友達関係でストレスを感じることもあるが、ヨガの時間は心と体をリラックスさせる効果がある。
娘も「ヨガをすると気持ちがスッキリする!」と言っており、ヨガの時間がリフレッシュのひとときになっているようだ。
キッズヨガのデメリット
一方で、キッズヨガには注意点もある。
1. 間違ったポーズでケガをするリスク
ヨガは無理のない動きが基本だが、子どもは柔軟性が高いため、無理に体を伸ばしすぎてしまうことがある。
特に、関節に負担がかかるポーズや、腰を強く反る動きには注意が必要だ。レッスンではインストラクターの指導のもと、安全に行うことが大切。
2. 飽きてしまうこともある
キッズヨガは遊びの要素があるとはいえ、子どもによってはすぐに飽きてしまうことも。
特に、静かなポーズや長い呼吸の時間が苦手な子どもには、動きが多いヨガプログラムを選ぶと良い。
キッズヨガの選び方
キッズヨガを始める際には、以下のポイントを押さえておくと良い。
1. レッスンの内容をチェック
キッズヨガのクラスには、年齢別にカリキュラムが組まれている場合が多い。
未就学児向けのクラスは遊び要素が多く、小学生向けのクラスは少し難易度が上がる。子どもの興味やレベルに合ったものを選ぼう。
2. 通学型 or オンラインを選ぶ
ヨガ教室に通うメリットは、インストラクターの指導を直接受けられることや、他の子どもたちと一緒に楽しめること。
一方、オンラインヨガは自宅で気軽に取り組めるのが魅力。我が家では、最初はYouTubeの動画を見ながら始め、後にオンラインレッスンに移行した。
3. 体験レッスンで試してみる
いきなり入会するのではなく、まずは体験レッスンを受けてみるのがおすすめ。子どもが「楽しい!」と感じられるかどうかがポイントだ。
まとめ
キッズヨガは、運動不足の解消や柔軟性の向上、集中力アップなど、多くのメリットがある習い事。競争がなく、個々のペースで取り組めるのも魅力的だ。
ただし、ポーズのやり方には注意が必要なので、適切な指導のもと安全に行うことが大切。
我が家の娘も、最初は興味本位で始めたヨガだったが、今では「ヨガの時間が楽しみ!」と言うほどになった。親子で一緒に取り組むのも楽しいので、ぜひ一度試してみてはいかがだろうか?