はじめに
子どもの習い事を選ぶとき、何を基準にするか悩むことが多いでしょう。運動能力を伸ばせるもの、チームワークが学べるもの、学校の授業にも役立つもの……。そのすべてを満たすのが バスケットボール です。
実は、私の甥っ子もバスケットを習い始めたばかり。もともとはサッカーに興味を持っていましたが、友達が通っていたバスケットスクールの体験会に参加したことで一気にハマりました。今では週に2回の練習を楽しみにしながら、ドリブルやシュートの練習をしています。
この記事では、バスケットボールを習うことのメリットやデメリット、始めるときに必要なもの、スクールの選び方について詳しく紹介します。
バスケットボールを習うメリット
1. 身体能力が向上する
バスケットボールは全身を使うスポーツ。ドリブルで手の動きを鍛え、走ることで持久力を養い、ジャンプで瞬発力を高めます。実際に甥っ子も、バスケットを始めてから走るスピードが速くなり、学校の体育の授業で活躍できるようになりました。
2. チームワークが身につく
バスケットは個人技だけでなく、チームワークが求められるスポーツ。パスをつないで仲間と連携し、相手の動きを読んでプレーする力が身につきます。「一人で得点するより、仲間と協力して勝つのが楽しい!」と甥っ子が言っていたのが印象的でした。
3. 判断力と集中力が鍛えられる
試合中は常に状況が変わるため、瞬時に判断し、適切なプレーを選ぶことが求められます。ボールを持ったらどう動くか、ディフェンスをどう抜くか……。こうした経験が、普段の生活でも役立つ判断力や集中力を育ててくれます。
4. 友達が増える
バスケットボールはチームスポーツなので、同じスクールに通う子どもたちと自然に仲良くなれます。甥っ子も、スクールでできた友達と休みの日に遊んだり、一緒にプロの試合を観戦したりするようになりました。
バスケットボールを習うデメリット
1. 費用がかかる
スクールによっては、月謝や道具代がかかります。特に民間のスクールは費用が高め。以下に、おおよその相場をまとめました。
費用項目 | 地域のスポーツ少年団 | 民間スクール |
---|---|---|
月謝 | 1,000円〜3,000円 | 5,000円以上 |
入会費 | 3,000円前後 | 5,000円前後 |
シューズ | 5,000円〜20,000円 | 5,000円〜20,000円 |
ボール | 1,500円〜2,500円 | 1,500円〜2,500円 |
特にシューズは重要で、足への負担を減らし、ケガを防ぐためにしっかり選ぶ必要があります。
2. 送迎が必要なことも
スクールによっては自宅から遠い場合があり、送迎が必要になることもあります。地域のスポーツ少年団なら徒歩や自転車で通えることが多いですが、民間スクールだと電車や車での移動が必要になるケースも。
3. ケガのリスクがある
バスケットボールは激しい動きが多いため、足をひねったり、転倒したりすることも。特に初心者は、慣れるまで注意が必要です。甥っ子も最初のうちは転ぶことが多かったですが、しっかり準備運動をすることでケガを防げると学びました。
バスケットボールを始めるために必要なもの
1. バスケットシューズ
普通のスニーカーでもプレーできますが、できればバスケット専用シューズがおすすめ。足首をしっかりサポートしてくれるので、ケガを防ぐのに役立ちます。
2. バスケットボール
小学生が使うのは 5号球 です。外でプレーするならゴム製、体育館でプレーするなら人工皮革製が適しています。
3. 動きやすい服装
Tシャツとハーフパンツが基本。スクールによっては専用のユニフォームがあるので、事前に確認しておきましょう。
バスケットスクールの選び方
1. 体験レッスンを受けてみる
いきなり入会せず、まずは体験レッスンを受けるのがベスト。スクールの雰囲気や指導方針が自分の子どもに合っているかを確認できます。甥っ子も体験レッスンで「楽しい!」と感じたことで、迷わず入会を決めました。
2. 初心者向けのクラスがあるか
初心者と経験者が一緒のクラスだと、ついていけずにやめてしまうことも。初心者向けのクラスがあるスクールなら、無理なく楽しく始められます。
3. コーチの指導スタイル
コーチによって指導スタイルが異なります。「厳しく指導するタイプ」もいれば「楽しく学ぶことを重視するタイプ」も。子どもが楽しんで続けられる環境を選ぶことが大切です。
まとめ:バスケットボールは習い事としておすすめ!
バスケットボールは 身体能力の向上、チームワークの学習、判断力の向上、友達作り など、さまざまなメリットがあります。費用や送迎などの課題もありますが、しっかり準備すれば楽しく続けられる習い事です。
甥っ子も最初はドリブルすらうまくできませんでしたが、今では自信を持ってプレーしています。バスケットを通じて成長する姿を見られるのは、親としてもうれしいもの。もし習い事に迷っているなら、一度バスケットの体験レッスンを受けてみるのもおすすめです!