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習い事をさせる際の親の心構え

習い事をする子ども

こんにちは、マリコです。私たち家族は子どもにいくつかの習い事をさせています。
色々なスキルを身につけてほしいという願いもありますが、それだけではありません。

習い事をさせる意味

習い事で身につけるべきものは「スキル」ではありません。新しいお友達を作るためのコミュニケーション能力や粘り続ける力など数値化できない内面の力が重要です。
親としては英語を身につけさせたい、スポーツ選手になってほしいなど習い事によるスキル発達を期待してしまうと思います。
しかし、親が一方的に習い事を選択するのはよくありません。

子どもの才能を見つけてあげるために色々挑戦させたいと思う気持ちはわかります。しかし、球技であればサッカーやバスケットボール、卓球などたくさんの種類がありますよね。
それをすべて試すにはきりがありません。私が考えるに本当にプロの選手になれるくらいの才能があるのなら、親がやらせなくても自分から始めるでしょう。
実際に習い事をするのは子どもです。子どもが興味を尊重してあげることが大切です。

習い事で身につけられる力

英会話スクールであれば英語力、書道であれば字をきれいに書く力、スポーツであれば運動能力とそれぞれ身につけられるスキルがあります。
しかし、このスキル以外にも習い事を通して身につけられる力があるのです。

まずは習い事に対して夢中になってもらう必要があります。興味がなくても続けていればある程度のスキルは身につけられますが、ある程度で止まってしまうでしょう。
親である私たちがやってよかったからといっても子どもたちにとって同じ結果になるとは限りません。子どもが興味を尊重してあげることが大切です。

習い事の回数

週5日で習い事をしている子もいますが、中途半端になってしまう可能性があります。忙しさのあまり一つひとつの習い事のパフォーマンスが下がり、挫折してしまう結果になりえるでしょう。
また、毎日習い事をしていると受け身の状態になってしまい、自分の意欲が損なわれてしまいます。そうならないためには何もしない時間も大事です。
何もしない時間とはいっても本当に何もしないわけではありません。この時間にお友達と遊んだり、テレビを見たり、本を読んだりしているうちに何をしている時が楽しいのかに気づいてきます。
その中で子どもが関心を持った習い事を一緒に選んであげてください。習い事の数ではなく夢中になって打ち込めるかが大切です。