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片付けを教える習い事が増えている

片付ける習い事?

習い事といえば色んな種類がありますが、最近注目されているのが片付け方を習うという習い事です。
片付けといえば、出したものをしまって綺麗な状態を保つことですが基本的に子供の教育をしていく上では親が子供に教えるものというイメージがあります。

しかし最近では親から学ぶのではなく、習い事として習うというケースが増えています。
このような背景になっていることにはある1つの問題があり、その問題によって片付けも習い事の1つとして現在は扱われつつあるようです。

なぜ習い事として習うのか

本来は親が教えることが多い片付けが、何故最近では習い事になっているのかその理由というのが親にあります。
現代社会では親の2人に1人が片付けができなかったり苦手だという結果になっています。

そのことからも、片付けというしつけを子供に対して怠っているというよりは親自身が子供に片付けを教えるだけのスキルがないということになります。
苦手な片付けで時間がかかってしまうと、せっかくの親子の時間も無駄になってしまいます。

そういった理由からも、片付けを自分で教えるのではなく専門家に習い事として子供に習わせるという選択肢を選ぶ親が増えてきています。
苦手なことを子供に教えるというのは、親にとってもストレスなので習い事で習わせるというのも賢い選択と言えます。

習い事にする風潮はどうなのか

本来は親が子供に教える片付けですが、習い事として片付けを子供に習わせるということが風潮的にどうなのかという問題があります。
確かに片付けはしつけの1つです。

外で全て学ばせるという丸投げはよくありませんが、親としても教えられる部分は教えつつ専門家に細かい部分などは補ってもらうというような感じであれば問題はないでしょう。
共働きも多い現代社会では、毎日付きっ切りで片付けを教えるということはなかなか難しいでしょう。

そのため、親子で快適に過ごすためにもしつけの1部である片付けを外で教わらせるというのも選択肢の1つとして悪いものではないでしょう。

時間がないというのが一番の問題

片付けが苦手な親であっても、親に向けた雑誌やネットの媒体で片付けにかんする知識やテクニックを仕入れることは可能です。
それが出来れば習い事を受けさせなくても片付けをしつけとして教えられるのではと思うかもしれません。

しかしここで重要となってくるのが、親の時間があまりないという点です。
何故片付けをしなければいけないのかその意味や必要性について教えた上で片付け方を教えるというのは時間のかかる作業です。

さらに子供ができるようになるまで根気よく向き合うことにも時間がかかります。
時間の問題からも、現代の時間が限られている親では十分に教えてあげることが難しいためそれを補う手段となっているのが習い事なんです。