こんにちは、マリコです。
おけいこについて調べていたところ「リトミック」に出会いました。
当初は音楽に関連する知育のようで実際のところどういったものなのかよく知りませんでした。しかし、調べていくうちにぜひ子どもにやってほしいと思ったほどです。
今回はリトミックの解説や効果についてお話ししていきます。
リトミックとは
スイスの作曲家エミール・ジャック=ダルクローズによって提唱された音楽教育のことです。日本では大正時代に幼児教育として導入されました。
伴奏にあわせて体を動かしたり、楽器を演奏したりしますが、音楽の才能を高めることが目的ではありません。音楽にあわせて体でイメージを表現していくことがテーマになっています。
リトミックには3つの要素で構成されていて、リトミック教室ではこの3つをバランスよく学びます。
リズム運動
音楽にあわせて体を動かすことから一般的なリトミックのイメージに近いものがあります。
ソルフェージュ
リズム運動で得た感覚を歌や体を動かしながら音と関連付ける能力を身につけます。
即興
その場で自由に表現することです。楽器を使っても使わなくてもいいですし、一人またはグループでやってもかまいません。
また、ルールやテーマを決めて音楽にあわせて表現することも含みます。
リトミックのやり方
音楽を聞いて手や足踏み、お腹を叩いたり、鈴やタンバリン、マラカスといった簡単な楽器を使ったりして表現をします。
音楽を体で感じて、自由に表現するのがリトミックのやり方です。
リトミックの効果
リトミックは音楽療育のため、音楽に関する能力を身につけられますが得られる効果は音楽にとどまりません。
聴力、リズム感が身につく
音楽を聞き分けたり、リズムを正確にとらえられたりできるようになります。歌を歌うことや楽器演奏によって感性も身につけられるでしょう。
運動能力が鍛えられる
リトミックで運動能力も鍛えられます。リズムを体で感じ、あわせて動く練習をすることで自分の思った通りに体を動かせるようになります。
音楽を聞きながら脳で考えて体を動かすので、体力だけではない運動能力にも刺激されるそうです。楽しみながら適度な運動をさせたい場合にもおすすめです。
コミュニケーション能力を高められる
グループで協力して行うリトミックは、自然とコミュニケーション能力も育ちます。音楽を聞きながら周りとあわせた動きをしますが、この動きがコミュニケーションの基礎となるのです。