1. >
  2. >
  3. 英語を話すきっかけづくり

英語を話すきっかけづくり

家族

こんにちは、コウタロウです。今日の記事は、子どもの学習方法に焦点を当てています。

この記事をお読みの方で、成績優秀者に勉強の方法を聞いてみたという方は多いかと思います。

おそらく、返ってきた言葉は「本格的に勉強を意識したことはない」といった、期待を覆す内容だったと思います。

人間は、環境の影響を受けやすいといわれています。「馴染む」という言葉がありますように、環境に適応する能力が備わっているためです。

たとえば、内気な人の周りにお話好きでコミュニケーション能力の高い人が多い場合、気持ちがだんだん外側へ向いていくというお話。丁寧な言葉遣いをしているコミュニティ内では、丁寧な言葉がどんどん伝染していくといったお話があります(逆もしかりです)。

将来の日本で活用が期待される「英語能力」を子どもに不自由なく学べられたらと思いますよね。そこで、私たちが実践した英語能力を育む環境づくりをご紹介します。

音楽やラジオを通して英語を聴く

日本に住んでいる限り、自然に英語の能力を身につけられる環境は意図的に作らなければなりません。そこで音楽に注目しました。

自宅で音楽を流すときは、洋楽を聴くように意識。子どもたちに英語の雰囲気を感じ取ってもらい、英語を親しみやすい言語と受け取められるような環境を作っていました。

たとえば、洋楽のディスクを5枚ほど用意して「この中のうちどれが聴きたい?」と子どもたちに質問。聴きたい音楽を子どもたちに選ばせていました。

同じように、ラジオを聴くときも英語の司会者が担当している番組をチョイス。トークする内容を感覚で覚えてもらうようにしていました。

映画を観るときは言語設定を調整する

映画を観るときにも日本語吹き替え版に設定せず、生の声をそのまま聴きながら映画を鑑賞していました。これも音楽と同じ理由で、英語の感覚を身につけて欲しいためです。

映画は声だけでなく世界観も日本を飛び出しています。声だけではわからない異文化の情報を映画から知ることが可能なのです。

やり過ぎに注意しましょう

これまで英語を自然に身につける環境作りをしていたことをお話しました。ここで大切な注意点があります。それは英語の環境作りを意識しすぎると、返って逆効果になってしまうことです。

理由は単純で、強いられている環境では子どもは好きにならないからです。英語を身近に感じ取れる環境を意識することはもちろん、英語に興味をもたない限り子どもは学ぼうとしません。

そのほか、親の意識した適切な環境づくりも大切です。もし子どもに合わない環境を作った場合、全く意味を成しません。ある程度は意図して環境を変えていく必要がありますが、やり過ぎには注意しましょう。